- 乳がん検診後の精密検査
- 乳癌の診断・治療
・手術 ※乳房再建術は形成外科と連携して行います
・がん薬物療法 ※適宜腫瘍内科と連携して行います
・放射線治療 ※放射線治療科と連携して行います
・緩和ケア ※緩和ケアセンターと連携して行います
- リンパ浮腫(上・下肢問わず) ※専従のリンパ浮腫セラピストが施術に当たります
- 遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)の診断・遺伝カウンセリング・サーベイランスなど
※遺伝診療センター(臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー)
- その他の乳腺疾患
例)急性乳腺炎、乳腺症、良性乳腺腫瘍、女性化乳房症など
受診方法
当院は原則的に紹介型外来(他院、検診施設からの紹介)ですが、乳腺外科においては胸のしこりなど、気になる症状のある方は紹介状がなくても受診可能です。
※ただし初診時特定療養費として5.500円(税込)頂戴いたします。
受診をご希望される方は、お電話にてご予約をお取りください。
予約患者さん専用電話
0120-915-917(フリーダイヤル)
受付時間 平日9:00〜18:00、土曜日9:00〜13:00
施設認定
- がん診療連携拠点病院(高度型)
- 遺伝性乳癌卵巣癌総合診療連携施設
- 日本乳癌学会認定医・専門医制度認定施設
- マンモグラフィ検診施設画像認定
- インプラント実施施設認定・エキスパンダー実施施設認定
当院で対応可能な保険外診療・検査
- 多遺伝子アッセイ(再発リスク検査):オンコタイプDX、キュアベスト95GC
- BRCA1/2遺伝子検査および遺伝カウンセリング
- HBOC患者に対する予防的卵巣卵管切除術(RRSO)
- HBOC患者に対する予防的乳房切除術(現時点では対側乳癌既発症者のみへの対応です)
※なお、2020年4月の診療報酬改訂でHBOC診療に関する検査・遺伝カウンセリング・予防的手術などの保険診療化が大幅に前進しました。当院としても現在東北厚生局に申請中ですので、その結果を待って後日この記載を改定する予定です。
現在の乳がん治療には「専門家・多職種による集学的治療」、「がんと診断された時から始まるこころのケア、サバイバーシップ支援」が必須です。そのためには様々な分野の専門職との連携によるチーム医療・多職種連携が不可欠です。
当院では以下のような「オールインワン」体制で診療にあたっています。
-
ブレストセンターとしてのチーム医療 >詳しくはブレストセンターへ
・乳腺外科医による診療に加え、腫瘍内科医による乳腺腫瘍内科外来(月曜日)、がん薬物療法による有害事象や不定愁訴に対応する漢方専門医による漢方サポート外来(木曜日)、薬剤師による薬剤師外来(随時)を行っております。
・乳腺外科専門医による診療には専従の医療クラークが同席し、検査申し込みや診療予約、他科・他施設への紹介状作成など医師業務の支援を行っております。これにより待ち時間の短縮と医師が患者さんと向き合い話をする余裕を得ています。
-
地域がん診療連携拠点病院として
・放射線治療部門、緩和ケアチーム、化学療法センター、形成外科との連携による乳房再建術、病理部門による迅速病理診断などがん診療連携拠点病院としての機能を満たしています。
・医療費の相談など様々な困り事に対してはがん相談支援センターが対応いたします。
-
総合病院として
・がん薬物療法に際しての有害事象などへの対応は、適宜、循環器内科、呼吸器内科、皮膚科、整形外科などと即座に院内連携が取れます。
・放射線診断科専門医による画像読影・レポート体制を取っています。
・休日・夜間帯は乳腺外科の当番医が対応しますが、緊急時や当番医院内不在時には救命救急センター・救急外来部門において対応します。
-
地域医療の要として
・たとえ他施設、他地域(仙台市など)で診療をなされてきた患者さんでも、希望・要請があればどのような状況からでも積極的に対応いたしますのでご相談あるいはご紹介ください。