TEL
2025年4月、院長就任8年目を迎えることができました。職員はもとより、地域の皆様のお力添えの賜物と心より感謝申し上げます。これからも自分のできることに注力し、地域のヘルスケア体制をより良いものにするべく努めてまいりたいと思います。
さて、私たちは、「世界一強く、そして、優しい病院」になることを目指しています。
強いとは、どのような環境にも耐えうる強靭な医療供給体制を構築していくこと、
優しいとは、職員に対して思いやりのある職場環境を提供していくことを指しています。
まず、強い病院であるために、私たちはどうしていけばよいのか?
今現在、思考がまわりまわって「柔軟に変化していけばよい。」にたどり着きました。結局はダーウィンに戻ってしまうわけで、新鮮味やオリジナリティにかけながらも、普遍的な、かつ、基本的なことなのだと自らに言い聞かせています。
次に、優しい病院であるために、私たちはどうしていけばよいのか?
今現在、悩みに悩んで「相手の物語に参加すればよい。」にたどり着きました。結局はナラティブに繋がっていくわけで、これもまた新鮮味やオリジナリティにかけながらも、今までで一番腑に落ちています。
人間は、年齢とともに、柔軟性に欠けて、変化を避けるようになるのだそうです。この性質に抗い、自分を変えていくことは困難な作業になります。自分はそうなのだと認識した上で、「柔軟に変化していく」ことを実現する具体的行動は、柔軟に変化していける世代の考えや提案を取り込んでいくことだと思います。次世代からの話に対して、それちょっと違うなと思った瞬間、私の前頭葉は固まっているのかもしれません。
人間は、自分の物語を他人に聞いてほしい生き物だそうです。この話したい衝動を抑えることは困難な作業になります。自分はそうなのだと認識した上で、「相手の物語に参加していく」ことを実現する具体的行動は、聴くに徹することだと思います。途中で口を挟みたいと思った瞬間、私の言動はハラスメントになっているのかもしれません。
2025年4月1日
院長 石橋 悟
わたしたちは、
苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、
いかなる状況下でも、
人間のいのちと健康、尊厳を守ります。
1-1 多職種連携を推進します
1-2 患者さんの人権を尊重します
2-1 地域との関係構築を推進します
2-2 救急医療、がん医療、災害医療を強化します
3-1 事業継続マネジメントを推進します
3-2 優れた医療人を育成します
3-3 患者さんと職員の自己決定を支援します
私たちは、患者さんの権利を尊重します。
患者さんには、病院が最善の医療を提供するために守っていただくことがあります。
病院紹介
Ishinomaki