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遺伝カウンセリング外来

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遺伝カウンセリング外来

出生前検査について

遺伝カウンセリングでは、
「テレビでお母さんの血液で赤ちゃんの病気がわかるって言ってたけど、どんな検査?」
「35歳以上の出産だけど、検査を受けた方がいいの?」
「(出生前の)検査について詳しく知りたい」
「検査を受けるかどうか迷っている・・・・」
「家族は検査を受けた方がいいって言ってるけど、自分は・・・」
などのご相談に対応しています。

遺伝カウンセリングでは時間をかけてお話を伺い、正確な情報を提供し、一緒に考え、決断が必要なときにはその決定をサポートします。気になる場合には早めに当院産婦人科スタッフあるいは直接、遺伝カウンセラーにお問い合わせください。
※遺伝カウンセリングは自費診療となり、費用は5,500円(税込)となります。

遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)、BRCA1/2遺伝子検査について

乳がんの約5%、卵巣がんの約10-15%は遺伝要因が関係すると考えられています。
遺伝性乳がんのうち最も頻度が高いのが「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(Hereditary Breast and Ovarian Cancer:HBOC)」です。
HBOCの場合には乳がん、卵巣がん等の「なりやすさ(発症リスク)」が高いため、適切な対策が必要となります。しっかりと対策をとることにより、乳がんの早期発見・早期治療、さらには乳がん、卵巣がんの発症リスクを大きくさげることが可能になります。
また、HBOCの場合は、本人のみならず血縁者の方も同様のリスクである可能性があり、リスク評価とその後の対策が重要となります。

当院では、2012年よりHBOCの診療体制の整備に取り組んできました。現在は、乳腺外科、婦人科などの多診療科および多職種による「チーム」でHBOCの診療にあたっています。

HBOCかどうかを調べる「BRCA遺伝学的検査(遺伝子検査)」は、以前は保険診療外で高額でしたが、2020年4月より、乳がん患者さん(条件があります)、卵巣がん患者さんにおいては保険診療内で受けることができるようになりました。さらには、HBOCと診断された後の対策の一部も保険診療内で受けることができるようになり、対策を取りやすくなってきました。

HBOCや遺伝的検査については主治医の先生のみならず、遺伝カウンセラーが詳しくご説明し、遺伝学的検査を受けるかどうかの意思決定をご支援いたします。また、血縁者の方の対応についても一緒に話し合うなど、HBOCと診断がついたのちもチームで継続的にサポートいたします。
ご本人あるいは、ご家族の方が、下記項目に当てはまり、HBOCの可能性について気になる方はご相談ください。

乳がんを発症された方でBRCA遺伝学的検査が保険適応となるのは、以下のいずれかの項目に当てはまる方になります。

  • 45歳以下で乳がんを発症した
  • 60歳以下で乳がんを発症し、トリプルネガティブ乳がんである
  • 両方の乳房に乳がんを発症した
  • 片方の乳房に複数回乳がんを発症した
  • 乳がん・卵巣がんの両方を発症した方がいる
  • 男性乳がん、または男性の方で乳がんを発症した方がいる
  • 乳がんや卵巣がんを発症した方が第3度近親内*にいる
    *第3度近親内:両親、子ども、きょうだい、めい/おい、祖父/祖母、おじ/おば、いとこ

ご自身・ご家族の乳がん、卵巣がんの「なりやすさ」について、また、ご家族内にがんが多く「がんの遺伝」について気になる方はご相談ください。
お問い合わせはこちら

遺伝性疾患について

さまざまな遺伝性疾患についても専門医への「窓口」となるよう努めています。気になる方(患者さんに限らず、ご家族も)はお気軽にお問い合わせください。

問い合わせ先

遺伝診療センター 遺伝診療課
安田有理(認定遺伝カウンセラー®)
TEL:0225-21-7220(代表)におかけいただき、「遺伝カウンセラーへ」とお伝えください。
受付時間:平日9:00-16:30(不在の日もあります、その際にはお手数ですが別日におかけ直しいただきたくお願いいたします)

遺伝カウンセラーより一言 「正確な情報を知ることにより不安が軽減することがあります。遺伝カウンセリングを積極的にご活用ください!」

Ishinomaki

関連外部リンク

  • 災害医療ACT研究所
  • 日本赤十字社
  • 日本赤十字社 宮城県支部
  • 宮城県赤十字血液機センター
  • 石巻赤十字看護専門学校
  • 石巻市休日当番