春めいた日差しが注いだ3月5日に「令和2年度卒業式」が行われました。
昨年の卒業式から、式典は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため内容を縮小し、出席者も制限をしてきました。今回も在校生やご来賓の方々不在の中での静かな卒業式となりました。しかしコロナ渦で臨床実習ができなかった時期も、患者さんの気持ちを常に考え仲間と共に頑張ってきた卒業生は、日本赤十字社の伝統の救護員制服に身を包み凛々しい姿で一人ひとり卒業証書を受け取っていました。
卒業生代表の佐藤純菜さんは、「コロナ渦でこの道に進むことに不安はありますが、より一層の覚悟を決め赤十字精神を胸に看護の心を持って邁進していきたい」と答辞を述べました。
卒業生は4月からそれぞれの看護の道へと進んでいきます。