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各科の紹介・診療実績(呼吸器内科)

診療科の特徴

石巻地域には常勤呼吸器内科医のいる施設は当院しかなく、長年、地域の呼吸器診療の拠点としての役割を担ってきました。当科では急性期から慢性期までのあらゆる呼吸器疾患を扱っていますが、呼吸器外科、放射線診断科、放射線治療科、病理と連携し、ほぼ全ての呼吸器診療を自院で完結しています。常勤医は8名(うち後期研修医1名)で、各自が得意分野を持ちながら呼吸器内科の全領域にわたる高い専門性をもつとともに、高齢患者が多いことから老年医学やプライマリ・ケアの視点を重視した全人的医療を実践しています。

  • 急性期呼吸ケア
    当院は圏内の救急搬送患者の2/3を受け入れており、当科の入院患者の約7割が救急搬送や定期外受診などの臨時入院です。その多くが肺炎やCOPD増悪などによる急性呼吸不全患者です。救急科とも連携し包括的な急性期呼吸ケアを実践しています。巷には高齢者肺炎を診ない呼吸器内科もあるようですが、当科は地域基幹病院として専門性の高い医療を実践しています。
  • COPD
    石巻地域はCOPD患者が多いです。2009年に「石巻地域COPDネットワーク(ICON) 」が設立され、当院を含めた多施設、多職種による地域医療連携が行われています。当院はCOPDの診断・治療導入、患者教育、増悪入院治療などで中心的な役割をはたしています。また、COPD発症予防のための禁煙外来、地域住民への啓発活動、学校での防煙教育など幅広い活動を行っています。
  • がん診療
    当院は地域がん診療拠点病院に指定されており、地域の肺がん診療の拠点です。呼吸器外科・放射線治療科・緩和医療科の常勤医師がおり、診断から治療、緩和ケアまでを学ぶことができます。外来化学療法を積極的に行っているのも特徴です。
  • チーム医療
    呼吸サポートチーム(RST)や感染対策チーム(ICT)の中心メンバーとしてチーム活動を展開しています。
  • 学術活動
    症例報告のみならず、COPD患者レジストリに基づく臨床研究や東北大学大学院との共同研究などを行っています。また東日本大震災の経験を学会や論文で報告するとともに、総説や教科書の執筆などを通して、災害時の呼吸器診療のあり方についても発信を続けています。
    仮設住宅住民を対象とした呼吸器アレルギー集団検診を行い、震災後の健康障害についても調査しています。

●2015年
論 文:英文1報、和文6報
学会発表:国際学会3件、国内学会33件

研修目標

研修目標

研修プログラムの「呼吸器」「感染症」「アレルギー」の分野を担当します(診療内容として「総合内科(II)」と「膠原病および類縁疾患」の一部を含む)。
各分野の疾患に適切に対応できる知識・技能を習得し、コミュニケーションの技術やプロフェッショナルとしての態度を身につけて、自立した主治医として問題解決ができるようになることが目標です。胸腔ドレナージ、気管支鏡検査、人工呼吸管理などの検査・手技については、術者として安全に実施できる水準を目標とします。

研修方法

 病棟研修では10~15名程度の入院患者を主治医として担当します。外来研修では週1回外来診療を行うとともに、平日日中の定期外受診患者や救急科からのコンサルテーションを指導医とともに担当します。検査・手技に関しては気管支鏡検査、胸腔ドレナージ、局麻下胸腔鏡、人工呼吸管理等の検査・処置に参加し、指導医のもとで手技を自ら経験し、自立して行うことができるようにします。
さらに週1回の呼吸器内科・外科・放射線科カンファレンス(肺癌症例を中心に治療方針を検討)や月1回のマイクロカンファレンス(内科・外科・病理合同で生検・手術標本について検討)、随時開催される院内・院外の各種研修会などに参加して研修を深めます。
また、症例の経験を深め、リサーチマインドを涵養するために、臨床の成果を学会で発表し、論文として執筆することを推奨しています。これまでも多くの研修医が日本内科学会などへの発表を行い、日本内科学会地方会の若手奨励賞、日本呼吸器学会総会の研修医トラベルアワードや地方会の優秀発表賞などを受賞しました。

アピールポイント

アピールポイント

全国的に呼吸器専門医の数は少なく、特に地方では基幹病院でも1人医長だったりすることが少なくはありません。当科には診療経験が豊富な指導医が揃っており、呼吸器の全領域にわたって専門性の高い全人的医療を実践しています(子育て中のスタッフも多いので、お互い助けあいながら診療しています。)

当科の診療内容は後期研修医にとっては質・量ともに十分と思われ、忙しいながらも充実した研修生活を過ごせることと思います。当院は臨床現場以外の学習環境も整備されていますので、手も動かし、頭も働かせることのできる内科医を目指しましょう。

診療実績(2016年度)

■入院患者数

新入院患者数 1,171人
1日平均:53人
外来患者延べ数 16,184人
1日平均:67人

■検査実績

気管支鏡検査 330件
局所麻酔下胸腔鏡検査 9件