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各科の紹介・診療実績(消化器内科)

診療科の特徴

消化器疾患は大きく分けて消化管と肝胆膵の2領域があります。消化管はさらに上部消化管と下部消化管領域に、肝胆膵は肝臓と胆膵領域に分けられ、計4分野に分けることができますが、当院では4分野それぞれにスペシャリストを配している県内でも数少ない教育病院といえます。そのため研修医は消化器領域にバランスのとれた研修を受けることができます。

2011年の東日本大震災により、消化器疾患の多くを担っていた医療機関も被災し、当医療圏の医療機能が脆弱化しました。当院では、激増する患者に対応するためにスタッフの増員と診療の質の向上を図ってきました。震災前には消化管疾患に偏っていた診療内容も、肝臓や胆膵の専門家を配したことにより、すべての消化器疾患に高い診療レベルを提供することが可能となっています。また消化器病学会や消化器内視鏡学会の指導医が在籍し、学会認定専門医の修練施設となっています。
平成28年度には内視鏡センターが設立され、研修により最適な環境を整えています。
当院は石巻医療圏の中核病院であり、周辺の登米、気仙沼からも紹介患者を受け入れています。以下の診療データが示す通り、診療実績は県内トップクラスとなっています。後期研修では各分野で豊富な症例を通じて専門的な治療を経験することが重要であり、当科の最大の強みであるといえます。

研修目標

  1. (1)一般目標
    消化器疾患全般について満遍なく主治医として担当し、診断から治療まで一通りのレベルで担当することを目指す。
  2. (2)個別目標(研修方法を参照)

研修方法

  1. (1)病棟研修
    指導医の下、主治医として5~10名程度の患者を担当する。
  2. (2)外来研修
    消化器内科外来を週1度程度担当する。
  3. (3)消化器内視鏡研修
    上下部スクリーニング検査を中心に基本技術を取得する。特に大腸内視鏡挿入がスムーズに行えるとともに的確な内視鏡診断ができることが重要である。次に上下部内視鏡による止血処置技術を習得する。次に基本的なポリペクトミー・EMRが問題なくできるようになった後、胃のESD症例を上級医について経験する。また生検や治療した病変の病理像・診断を理解し、その後の方針を的確に判断できるようになる。応用技術として小腸内視鏡による診断・治療を習得する。各疾患のガイドラインに基づいた治療方針を決定・実行できる。
  4. (4)肝臓病研修
    基本的な肝疾患の診断治療を広く習得する。まずソナゾイド造影エコーを含めた腹部エコー技術 を身につける。生検・ラジオ波焼灼療法は穿刺から始めて最終的には全て一人で施行できるようにする。
    血管造影は起始部撮影までは後期研修1年目で習得し、2年目以降は選択造影、肝動脈塞栓術の技術を習得する。
  5. (5)胆膵疾患研修
    急性および慢性膵炎の病態を理解し診断治療を行う。
    各種横断画像の読影診断能力を身につけ、診断的ERCP、EUSを十分経験し技術を習得する。またEST、EPBDを はじめ総胆管結石切石術、胆管ステント留置術等の治療内視鏡も経験する。
    経皮経肝胆道ドレナージ(PTBD)の技術を習得する。
  6. (6)その他、カンファレンス、セミナー、学会等への参加

アピールポイント

消化器病領域は消化管から肝胆膵まで幅広い分野があり、多種多様な疾患が存在します。
当科では、消化管疾患だけでなく肝臓や胆膵の専門家も配置しており、すべての消化器疾患に高い診療レベルを提供することが可能となっています。
また、地域のあらゆる消化器疾患の診療に対応すべく、内視鏡センターを設立するなど、陣容を整備しています。その結果、上下部消化管疾患の増加に対応して内視鏡件数は増加し、特に治療内視鏡件数も年々増加しています。またERCP関連手技や肝臓癌治療、肝炎インターフェロン治療などでも県内有数の症例数を有しており、研修には最適な環境を整えていると言えるでしょう。

診療実績(2016年度)

上部内視鏡 4,323件
下部内視鏡 2,531件
ERCP 374件
ESD 143件
(内胃:90件、食道18件、大腸35件)
RFA 72件
TACE 86件