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薬剤部

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医療を支える薬剤師として

薬剤部では計数・計量調剤、DI業務、院内製剤、注射調剤、無菌調製業務など様々な業務に携わっています。オーダーリングシステムを用いた調剤・鑑査体系を構築することで医薬品の適正管理を行っております。令和2年より薬剤部に新しいシステム「YUYAMA」を導入することで、より安全かつ迅速な調剤を可能としております。外来業務では服薬指導に加え、診療科によっては専任薬剤師による薬剤師外来を行っております。病棟業務では院内の医薬品適正使用に貢献し、医療の質を向上するために、全病棟での持参薬鑑別、薬剤師の配置をしており、全ての入院患者への介入を目標としています。各種医療チームの一員として積極的に活動に参加し、他の医療スタッフと協働することで安全かつ質の高い医療の提供に努めております。令和2年8月からは多くの薬を服用していることに関連して、副作用や飲み間違いなどにつながる問題「ポリファーマシー」に対して、対策チームの立ち上げを行っております。また、生涯教育や専門資格取得に向けた支援、薬学生の実務実習の受け入れなども行っており、自己研鑽及び人材の育成に日頃から力を入れております。
薬のエキスパートとして皆さまの健康を支えるために尽力いたします。お薬について不安なこと、ご相談したいことなどございましたら、気軽に薬剤師にお声がけください。

薬剤部長 西 和哉

スタッフ・資格取得状況

スタッフ 2023年4月 現在

役職 氏名
薬剤部長 西 和哉
薬剤管理課長 佐藤 圭吾
病棟管理課長 目崎 香苗
薬剤部付係長 追木 正人
化学療法薬剤管理係長 佐々木 崇
治験管理係長 菅野 和
薬剤管理指導係長 山崎 直希
病棟薬剤業務係長 二瓶 沙織
主任 星野 真衣
川田 彰彦
千葉 里菜
藤井 梨沙
西館 俊介
佐藤 陽介

上記のスタッフを含む薬剤師36名と事務職員3名が勤務しております

資格取得状況 2023年4月 現在

認定機関 資格名 取得数
日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師 14名
生涯研修履修認定薬剤師 1名
がん薬物療法認定薬剤師 1名
感染制御認定薬剤師 2名
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 7名
認定実務実習指導薬剤師 3名
漢方薬・生薬認定薬剤師 1名
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師 2名
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 3名
日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム専門療法士 5名
糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士 2名
日本腎臓病薬物療法学会 腎臓病薬物療法認定薬剤師 2名
日本臨床救急医学会 救急認定薬剤師 2名
日本集団災害医学会 PhDLSインストラクター 1名
厚生労働省 日本DMAT隊員 1名
宮城DMAT隊員 2名
宮城県薬剤師会 禁煙指導薬剤師 1名
日本アンチ・ドーピング機構 スポーツファーマシスト 1名

業務紹介

調剤業務

調剤業務では主に処方箋による調剤を行なっています。電子カルテや検査値等を確認し、処方が適切かどうかを判断し、疑問に感じた点があれば医師に問い合わせを行った後で調剤を行います。薬品の監査は調剤者とは異なる人が行い、調剤過誤を防止しています。
令和2年9月より薬剤部に新しいシステム「YUYAMA」が導入されました。錠剤払い出し機「ロボピック」の導入によりこれまで手で一つひとつ集めていた錠剤が自動で払い出されるようになり、より安全かつ迅速な調剤が可能となりました。また、全自動散剤分包機「MiniDimeRo」は、秤量から分包まで全て自動で行うため、人の手で行うよりも誤差が少なく、均等に分包できることが特徴です。さらに、新しい水剤監査システムはこれまで目視で確認していた容量を専用の天秤で測定してくれるようになり、監査の正確性が向上しました。
その他、患者さんの状態や要望に合わせて薬を粉砕、あるいは一包化することにより安全で効果的な薬物療法が受けられる仕組みとなっています。

注射薬調剤

薬剤部では入院患者さんの注射薬の払い出しを行なっており、入院処方せんを用いて個人ごとに注射薬を調剤します。また、一部の高カロリー輸液や抗癌剤は薬剤部が無菌的にミキシングを行い、その安全性を高めています。
注射調剤も同様に新しいピッキングマシンが導入されました。頻繁に処方される薬品はもちろんのこと、今まで手で集めていた生理食塩液等の薬品が自動で払い出されるようになり、また患者さんの処方ごとにまとめてくれる仕組みになっているため調剤が以前よりも格段に簡素かつ迅速になりました。調剤後は監査を行い、投与量や投与速度、併用薬を確認し安全性を確かめた上で払い出しを行なっています。

麻薬管理業務

当院は、緩和医療科の開設や手術件数の多さから、他院に比べ、麻薬の採用品目数及び使用数がかなり多い施設となっています。そのため、日々法律に則った形で、納品、払い出し、返却受領、廃棄等さらに帳簿記録を行い、適正な保管・管理を実施しています。

院内製剤業務

院内製剤とは、多様な疾病や病態を持つ患者さんに最適な治療や検査ができない場合、医師の指示の下、薬剤師が調製し、供給する薬剤の事を言います。 当院では、学会や文献等の科学的根拠を基に薬剤部や倫理委員会等で検討され、薬事委員会で承認されたものを提供しています。

無菌調整業務

外来化療センターに併設された専用室内で抗がん剤の調製業務を行っています。化学療法小委員会で承認されたレジメンをもとに患者さんの投与量や投与間隔のチェックを行い、調製の際は安全キャビネットを用いることで安全な化学療法の実施に努めております。 高カロリー輸液は薬剤部内のクリーンベンチで無菌的に調製を行っています。

薬品情報管理業務

医薬品を適正かつ安全に使用するためには、投与方法、投与量、副作用、相互作用など様々な情報を収集し、その情報が適切なものかどうか評価していくことが必要となります。 評価の結果、必要と思われる情報を医師、薬剤師、看護師などの医療従事者や、患者さんへ提供しています。上記以外にも、薬剤部内外からの問い合わせ対応、新規採用薬品や新規薬価収載薬品等を載せた院内情報誌の作成も行っています。

病棟業務

全病棟に薬剤師が常駐しており、入院患者さんへ安全かつ有効な薬物療法ができるようサポートしています。患者さんに処方された薬の効果・用法・服薬意義など を説明し、納得して治療を受けられるよう努めています。また、カルテや患者さんとの面談から得た情報を評価し、薬の効果や副作用の発現、相互作用のチェックを行います。他にも、医師への処方提案、スタッフへの情報提供など、幅広い業務を通じて、他職種と連携しながらチーム医療に貢献しています。

外来薬剤鑑別業務

外来や入院で検査・手術を予定している患者さんに対し、事前に抗血栓薬や糖尿病治療薬の服用有無を鑑別し、休薬指導する業務を行っています。患者さんとの面談をもとにお薬手帳やお薬そのもので確認し、かかりつけ病院や薬局へお問い合わせを行うことで鑑別しています。抗血栓薬の休薬は検査・手術の際の過度の出血を防ぐため、糖尿病治療薬の休薬は食事を摂らない検査・手術の際に誤って服用し低血糖を防ぐためなどの理由で行っています。

薬剤師外来(腫瘍内科・乳腺外科・消化器内科)

外来業務の一環として、当院では腫瘍内科・乳腺外科・消化器内科で薬剤師外来を行なっています。具体的には、医師の診察前に患者さんやご家族に対し、お薬の効能・効果、服薬方法、副作用が出た場合の対処方法や、日常生活上の注意点をお話しします。さらに、必要に応じ医師への処方提案を行い、安全で効果の高い治療の継続を支援します。

災害救護

東日本大震災での経験を活かし、薬剤師も救護班の一員として国内外の災害に備え、日頃から訓練や研修を行っています。年に一度の大規模災害訓練では処方センターの立ち上げや各エリアに薬剤師が配置され、医薬品の供給や管理を任されています。
その他、地域の催し(石巻川開きなど)がある場合は他のスタッフと共に出動し、救護活動を行っています。

医療チーム一覧

・ICT(感染対策チーム)・AST(抗菌薬適正使用支援チーム)・NST(栄養サポートチーム)
・RST(呼吸器サポートチーム)・緩和ケアチーム・糖尿病サポートチーム
・褥瘡対策チーム・ポリファーマシー対策チーム

実務実習生の方へ

当院では実務実習生の受け入れを行っています。11週間という長い期間で大変ですが、その分実りのある実習になると思います。病院では様々な業務がありますが、当院の業務内容については「業務紹介」を参照してください。

認定施設

  • 一般社団法人 薬学教育協議会 薬学生実務実習受入施設
  • 日本病院薬剤師会 プレアボイド報告施設

処方箋枚数及び院外処方箋発行率

抗がん剤ミキシング及び高カロリー輸液調製実施件数

服薬指導実施件数

抗血栓薬鑑別及び休薬指導件数

学会・講演会等への取り組み

論文投稿及び発表実績に関してはこちらから

患者さんへ

医療関係者の皆さまへ

製造販売後調査の手続きについて

・調査依頼
    • 医師から調査について了承を得た後、下記の様式のうち依頼書(様式1)と契約書(様式2)をダウンロードし、依頼書と契約書を作成してください※1。
    • 調査責任医師の捺印又は署名がなされた依頼書および契約書を担当者まで提出してください。
    • 副作用詳細調査以外の調査は薬事委員会にて審議します※2。全例調査は書類審査のみ、その他は調査責任医師に委員会へ出席していただき、調査内容について説明していただきます。
    • 薬事委員会の承認後、院長決裁を経て契約締結となります。

※1 契約書(様式2)の内容に変更を要する場合、契約書自体は変えずに覚書にて変更する形をとってください。
※2 薬事委員会開催前月の15日までに書類が提出された調査を審議します。

・変更依頼
  • 下記の様式のうち、依頼書(様式3)と契約書(様式4)をダウンロードし、依頼書と契約書を作成してください。
  • 調査責任医師の捺印又は署名がなされた依頼書および契約書を担当者まで提出してください。
  • 薬事委員会での審議は行わずに院長決裁の後、変更契約締結となります。
・調査の中止・終了
  • 調査が中止もしくは終了となりましたら、報告書(様式5)をダウンロードし、報告書を作成してください。
  • 調査責任医師の捺印あるいは署名がなされた報告書を担当者まで提出してください。
  • 報告書の受領後、担当者より調査費用の振り込み手続きに関して案内します。

製造販売後調査関係書類

問い合わせ先 
TEL 0225-21-7220(代表)
担当 薬剤部 佐々木・川田
※訪問する場合には、事前にアポイントをお取り下さい。

医薬品に関する製品説明会・勉強会 開催届出書

院内で医薬品に関する製品説明会・勉強会を開催する際には届出の提出をお願いしております。
新薬等の製品説明会の場合は薬剤部へ、その他の各種勉強会/研修会については教育研修センターへご提出下さい。

問い合わせ先 
TEL 0225-21-7220(代表)
担当 薬剤部 佐藤圭吾

保険薬局の先生方へ

疑義照会及び調剤過誤、医師より指導依頼があった吸入指導の報告については下記のフローをご参照ください。

処方内容等照会用紙

(PDF) (Excel)

送付先:
診療支援事務課宛
0225-96-0122

調剤事故報告書

(PDF)(Excel)

送付先:
薬剤部
0225-94-8171

吸入指導報告書

(PDF) (Excel)

送付先:
診療支援事務課宛
0225-96-0122

がん患者用トレーシングレポートについて

患者から聞きとった緊急性の低い情報について処方医へフィードバックするレポートです。
医薬品の適正使用推進や医療安全の観点から、当院ではトレーシングレポートを導入・推奨することと致しました。
緊急性の低い服薬状況などに関する報告や処方内容に関する提案には、トレーシングレポートを活用ください。
《注意》トレーシングレポートによる情報伝達は疑義照会ではありません。

トレーシングレポートの利用方法と流れについて

トレーシングレポートを下記よりダウンロードして頂き、必要事項を記入頂いた後、FAXにて診療支援事務課まで送信してください。

※頂いた情報につきましては上記流れで処方医へお伝えしております。

【がん患者用】トレーシングレポートフロー
【がん患者用】トレーシングレポート(PDF) 

【がん患者用】トレーシングレポート(Excel)

※トレーシングレポート(Excel)は、必ずファイルをダウンロードのうえご利用ください。

問い合わせ先

石巻赤十字病院 薬剤部

TEL:0225-21-7220(代表) 

担当 薬剤部 川田

FAX:0225-96-0122(トレーシングレポート送付先 診療支援事務課)

がん化学療法のレジメン

がん化学療法のレジメン情報についての詳細はこちらから

院内採用医薬品集

・医薬品集

Ishinomaki

関連外部リンク

  • 災害医療ACT研究所
  • 日本赤十字社
  • 日本赤十字社 宮城県支部
  • 日本赤十字社 宮城県支部 採用情報
  • 宮城県赤十字血液機センター
  • 石巻赤十字看護専門学校
  • 石巻市休日当番