ほほえみ2月号
2/8

Special editionお医者さんから健康を学ぼう! 〈特集〉まだまだ寒い日が続きますが、日差しは暖かい日も増え、少しずつ春に向かっているように感じます。春と言えば花粉症の季節ですね。花粉症はアレルギーが原因で発症する病気の1つです。ある決まった物質(花粉やハウスダストなど)が体内に入ってきた時、この物質を取り除こうとして敏感に反応することをアレルギーと言い、花粉に敏感に反応すると花粉症が起こるのです。花粉症から目を守るための秘訣を、眼科部長 渡邉亮先生に聞いてみましょう。花粉症の症状が起こるしくみ花粉症から目を守るための対策目がかゆくなるのは、結膜や鼻粘膜にあるアレルギー反応を引き起こす細胞が反応するからです。目や鼻・口から花粉が侵入すると、取り除こうと対抗する物質と細胞が結合します。そして再び花粉が侵入すると、「異物侵入」と判断した細胞から外に追い出そうとする物質が出て、目のかゆみやくしゃみ、鼻づまりを引き起こすのです。花粉症から目を守ろう!~症状が悪化する前に受診しましょう~眼の表面への花粉付着に対する眼鏡の予防効果をみた試験において、通常の眼鏡でも約50%、花粉防止用のゴーグルタイプの眼鏡では約90%眼表面への花粉付着を予防できることが確認されています。花粉症の主な症状スギ花粉症などのアレルギー性結膜炎の主な眼症状は、目のかゆみ、目が赤くなる、涙目、目がゴロゴロするなどがあります。また目やには白っぽい糸を引くような性状で、細菌性結膜炎の黄色っぽい眼脂、ウイルス性結膜炎の涙っぽい眼脂とは性状が異なります。眼のかゆみ対策にメガネをかける1人工涙液により眼の表面を洗い流す2人工涙液の点眼は少し多めに2~3滴溢れる程度にするとアレルゲンを洗い流しやすいです。また、人工涙液をあらかじめ冷蔵庫で冷やしてから点眼すると、冷却効果でかゆみを軽減することができます。目がかゆいとき、「メガネも人口涙液もない!」という方は、身近にあるタオルを使って対策することも可能です。冷たいタオルで冷やしたり、タオルを巻いた保冷剤で冷やす3

元のページ 

page 2

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です