ほほえみ6月号
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手術中に術式を決定するために行われる検査で、病変部の良悪の判定、病変の広がりの有無などを診断します。手術室から運ばれてきた材料から標本を作製し、顕微鏡で診断し、術者に20-30分程度で報告します。不幸にしてお亡くなりになられた患者様のご遺体を解剖し、直接の死因となった病変や隠れていた病気、あるいは治療効果などを明らかにします。その結果は、今後の日常診療に生かされるだけではなく、広い意味で、医療医学の向上に役立てられます。これは内科研修病院に義務付けられた研修業務でもあり、病院の医療の質を高めるためには必要不可欠なものです。病理組織検査術中迅速診断 6,499238126,087病理解剖細胞診病理部長 板倉 裕子 〈いたくら ゆうこ〉今月の担当医師厚生労働省医政局長認定臨床研修指導医日本病理学会病理専門医日本臨床細胞学会細胞診専門医病理組織診断内視鏡検査などで採取された1mmに満たないような微小な組織から、手術によりとり出した大きな臓器に至るまで、提出された材料から標本を作製し、診断します。特殊染色や免疫組織化学などの手法を使って、より精度の高い診断を行うこともあります。術中病理診断病理解剖(件数)2015年度病理部業務実績病理部の技師5名のうち2名は細胞検査士の資格を有しており、今後は細胞診検査(診断)も始める予定でいます。今月のポイント※細胞診は標本作製数

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