病院紹介

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院長メッセージ

当院は平成18年の5月に現在の蛇田地区に新築移転をしました。交通の利便性が向上したことで、患者数(特に救急患者数)が激増したため、移転から3年後の平成21年7月に10床を増床して救命救急センターを開設し、翌年の平成22年度には新入院患者数が移転前の1.4倍に達しておりました。

このような状況下に東日本大震災が襲いかかってきた訳でありますが、内陸側に移転していたことで津波被害による機能停止を免れ、曲りなりにも医療の最後の砦として、また、被災地の赤十字病院としての役割を果たすことができました。また、震災直後から現在に至るまで、全世界から多くのご支援をいただきました。おかげさまで地域崩壊の危機を何とか乗り越えられたことに深く感謝申し上げます。

東日本大震災以降、この地域の医療提供体制や住民の皆様の医療ニーズは大きく変化しました。その変化にこたえるべく、2015年に、救急医療・重症機能を担う“北棟”、そして東日本大震災から得た災害医療のノウ・ハウを次世代に継承するための施設である“災害医療研修センター”が完成しました。これらは地域医療再生基金や国際赤十字の救援金などの資金援助が得られたことにより、早期の実現が可能となりました。

こうしてハード面の再整備が完了すると、いかに医療の質を向上させ地域の皆様に貢献できるかが我々の課題となりました。この課題に対する取り組みを院内全体で推進し、2017年1月、医療の質・安全性において国際標準を満たすことを示す国際的な医療機能評価機構“JCI(Joint commission International)”の認定を、東北地方の病院として初めて取得しました。受審に向けた取り組みの中で、医療の質・安全性に関わる更なる改善の機会を多く与えられました。この認定を新たなスタートラインとし、今後も当院の理念の一つでもある「地域から信頼される病院」の実現へ向け、より一層の医療安全の推進と医療の質の改善に努力してまいります。

我々はこれからも地域の中核急性期病院として、住民の皆様の要望に応えられるよう、また、より良い医療を提供できるよう職員一丸となって日夜前進を続けて参ります。今後も変わらぬご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

院長 金田 巖